ハラスメント研修(沖縄県出会い・交流応援事業)を終えて
ハラスメント研修(沖縄県出会い・交流応援事業)を終えて

ハラスメント研修(沖縄県出会い・交流応援事業)を終えて

社会保険労務士 江尻育弘
2017年10月31日

那覇市松尾にある八汐荘で、県の事業としてハラスメント研修を行ってきました。現在、沖縄県では少子化の要因の一つである未婚化・晩婚化に対する取り組みとして、県内における出会い応援の機運醸成と若い世代の出会いの場を広げるための環境づくり、継続できる仕組みづくりを行っています。今回のハラスメント研修は、その取り組みの一環として、職場のつながりを活かした未婚者の出会いや交流を応援する企業の「出会い応援サポーター」のみなさんに対して行われたものです。今、男性4人に1人、女性7人に1人が結婚しない社会です。人口減少に直面する地方自治体も縁結びの事業をしています。ただ、婚活に力を入れる自治体に対して「ハラスメント」「価値観の押し付け」ではないかと心配する声もあります。今回はそれに対応するハラスメント研修です。

セクシャルハラスメントとは

職場において行われる労働者の意に反する性的な言動に対する労働者の対応により、その労働者が労働条件について不利益を受けたり、性的な言動により就業環境が害される事です。また、異性だけではなく同性に対する行為もハラスメントとなります。

ハラスメントに該当し得る言動や行動には以下のようなものがあります。

  • 恋愛経験や、交際相手の有無について繰り返し尋ねる。
  • 結婚はまだかと繰り返し尋ねる。
  • 「男は結婚して一人前である」「女性は早く結婚しなさい」など性別役割分担意識が表れた言動。

ただし、ハラスメントに該当するか否かは、自らの判断によって決まるのではなく相手が不快に感じるかで決まります。


ハラスメントに対する相談対応の流れ

本セミナーにおける質疑

今回のハラスメント研修では下記のような質問にお答えしました。

  • 社内で特定の独身者に出会いや婚活イベントの参加を促すことはハラスメントになりますか?
  • 「まだ結婚しないの?」「結婚しないと一人前ではない」などといった価値観の押しつけはパワハラになりますか?
  • 社内で独身者のみを対象としたイベントを開催するのは、ハラスメントにあたりますか?

沖縄は、生涯未婚男性が全国で最も高く、女性は5位となっています。出会い応援事業によって少子化に少しでも歯止めがかかると良いですね。応援しています。

沖縄県出会い・交流応援事業

以上

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。

今回行ったセミナーの概要

テーマ ハラスメント研修
※本セミナーは終了しました。
日時 平成29年10月24日(火)14時00分〜15時00分
会場 八汐荘
沖縄県那覇市松尾1-6-1
講師 社会保険労務士 江尻育弘
主催 沖縄県