先日、女性活躍推進法に基づく「基準適合一般事業主」認定(えるぼし認定)として、プロトソリューション様が認定されました。県内で3つ星(3段階目・最高)の認定をされた企業は4例目となります。
えるぼし認定は、3段階あり、@採用、➁継続就業、B労働時間等の働き方、C管理職比率、D多様なキャリアコース の5つの評価項目を満たす項目数に応じて取得できる認定段階が決まります。認定を受けた事業主は、認定マークを商品や広告、求人票などに使用することができ、女性の活躍を推進している事業主であることをアピールすることができます。
社会保険労務士 江尻事務所は沖縄県内でより多くの企業に「えるぼし」を知ってもらい、認定を受けることができれば、県内の労働環境の改善につながると考えております。以下では株式会社プロトソリューション様に、認定を受けるまで、受けてからどのような変化や反響があったのか、ご質問させていただきました。その内容をご紹介いたします。
えるぼしの認定について (株)プロトソリューション様へインタビュー
返答は株式会社プロトソリューション 管理部の玉城様にご協力いただきました。
@なぜ認定を受けようと思ったのですか。
プロトソリューションでは創業から女性の比率が多く、7割に迫る時もありました。
IT企業というと女性(特に子育て主婦など)には働きづらいという世間一般の認識があることも事実です。
その中で、社内外の皆様に対して女性が活躍している企業であることをアピールするためには、厚生労働省が認める「えるぼし」認定を受けることが重要だと考えたためです。
また、社内でも部署責任者起案の「女性活躍推進プロジェクト」も発足し、2018年上期の目標として設定いたしました。
A働く環境について・・・社内の雰囲気はどのように変わりましたか
社内の雰囲気としては、まだ認定から日が浅いため変わった部分はあまりないのが印象です。
ただ、取得できたことで「おめでとう!」「すごいね」という声をメンバーがかけられたりしました。
大きく変わったのは社外からの注目度かなと思います。
新聞に取り上げていただいてからはますますお声がけもいただくようになりました。
B求人と離職・・・離職状況に変化はありましたか、女性からの求人は増えましたか
こちらもまだ認定公開から日が浅いため特に変化はありません。
ただ、女性が働きやすい企業は、同時に男性も働きやすいよう取組みを行っている企業であるため、今後「えるぼし」認定企業であることをアピールしていきたいと思います。
C認定への取り組み、3つ星の取得までに苦労した点は何かありますか。
法律の概念で数値の捉え方が異なっているため、労働局に足しげく通って共通認識を持つことが大変でした。
プロジェクトとして「えるぼし」認定担当が決まってからは、認定まではスピード感を持って実施することができました。
認定などを受けるときには、担当者をつけることができるかどうかが大きなポイントかなと思います。
沖縄県内でもこれから多くの企業が認定に向けて推進していかれるかと思います。 女性だけではなく、全社員が働きがいを感じられる会社となることを目標とし、今後もまい進してまいります。
=================================
玉城様、ご協力ありがとうございました。今後、社内外から様々な反響やいい影響が出てくることを期待しております。
社会保険労務士 江尻事務所ではえるぼしの認定に向けて活動する企業を応援しております。
お答えいただいたお客様:株式会社 プロトソリューション様 玉城様
住所:沖縄県宜野湾市大山7-10-25プロト宜野湾ビル
電話番号:098-890-2400(代表)
Web:www.protosolution.co.jp/