働き方改革ワークショップ「見える化」と「言える化」を終えて
働き方改革ワークショップ「見える化」と「言える化」を終えて

働き方改革ワークショップ「見える化」と「言える化」を終えて

上江田晋作
2017年9月28日

働き方改革ワークショップ「見える化」と「言える化」を行わせていただきました。
業務改善リストなどを作って問題点を「見える化」することも重要ですが、組織の「言える化」も欠かせません。

働き方改革ワークショップ

「何のために」生産性をあげるのか

「働き方改革」「生産性向上」とよく耳にしますが、「何のために」生産性を向上させるでしょうか。私は「ゆとりを持つために」生産性を向上させる必要があると考えています。業務改善により1つの業務時間が削減されたとしても、新しい業務が入ってくるでしょう。これだといつまでたっても仕事量は減りません。

そこで、業務を改善したあとは、思い切って「雑談を増やす」ことを提案します。雑談などちょっとした話や相談が仕事の悩みやプライベートな悩みを解決してくれることもあるのです。また、そうしたちょっとした情報共有が仕事を進める上で近道だったりします。「そういえば、あのときAさんがこんなこと言ってたな…。」などです。

雑談以外にも家族や子どもとの時間を過ごしたり、趣味に費やしたりするのもいいでしょう。プライベート、心身ともに健康であることが社内の雰囲気も良くし、パフォーマンスの向上につながるのではないでしょうか。

「言える」ことの重要性

いくら個人のみの能力を上げてもチームとしての雰囲気が悪ければ、離職率も高く、その個人が退職すると業績が大きく落ちてしまうでしょう。そのために組織の「言える化」も欠かせないのです。雑談など少しずつ話す機会を増やす事で組織を「言える」雰囲気に変えるのに役立ちます。

雑談だけでなく、経営理念やビジョンを浸透させることも重要です。

何でも言い合える職場にするのは時間がかかります。ある会社は従業員が何でも言い合える風土を作るまでに「3年かかりました」と答えたそうです。これといった特効薬があるわけではないので、一つの対策のみでなく、様々な角度からの手法が必要となります。それでも地道に、少しずつでも、しっかりと話し合いながら、この先「どのようにしていきたいのか」ビジョンの共有を行うことが大切です。

今回は沢渡あまねさんの「職場の問題かるた」を使用してワークショップを行いました。問題点を客観的に「誇張して」教えてくれるツールなので、面白いですよ。

職場の問題かるた

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。

セミナー受講者の声

働き方改革ワークショップ「見える化」と「言える化」 受講者の声1かるた利用は上等。成語が良い。

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今回行ったセミナーの概要

テーマ 【那覇開催】働き方改革ワークショップ -「見える化」と「言える化」-
※本セミナーは終了しました。
日時 平成29年9月28日(水)10時30分〜12時30分
会場 沖縄県産業支援センター(309号室)
沖縄県那覇市小禄1831番地1
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講師 上江田晋作
主催 有限会社 Ejissanキャリア研究所
貴社にフィットした就業規則で会社を守ります。お客様の声 江尻事務所を選んでいただいたきっかけ事務所案内福祉施設の施設長に役立つ情報をお届けしています。医療・福祉版 社会保険労務士江尻事務所
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職場の難問2■職場の難問Q&A 労働条件・人事・給与 メンタルヘルス・職場の活力 全100Q&A
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社会保険労務士(社労士)は主に労働基準法などの労働法をもとに労働環境の整備や労務トラブルの問題解決を行なっています。その他、入職・退職の際に発生する雇用保険・社会保険の手続き、出産育児一時金や出産手当金、助成金の取得などを行なう人事労務管理のエキスパートです。

労働問題などのトラブル対応だけでなく、業務改善・作業効率化にも強く、生産性の向上などにも力を入れて適切な指導とアドバイスを行い、サポートします。

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