石垣開催 働き方改革ワークショップ 見える化と言える化を終えて
上江田晋作
2017年10月16日
10月16日に[働き方改革ワークショップ 見える化と言える化]を開催いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回ディスカッションの中心となったのは「業務の代理化」でした。
人手不足から、ある職員さんが仕事を抱え込んでしまっている現状があり、それをどうするべきかというものです。もちろん何らかの手を打たないといけない、ということは皆わかっているのですが、なかなか改革が行えず、月日が過ぎてしまっている…。一番危ないのは「その職員が倒れてしまったらどうするのか?」ではないでしょうか。仕事が回らなくなるのも大きな問題ですが、その人の人生にも影響を与えてしまうのも大きな問題です。
では、どうするのか。
ディスカッションの中で「業務を代理化すること」と「過剰サービスをやめること」が対策として挙げられました。
業務の代理化
今抱えている業務を一度リストアップし客観的にみることで、自分ではなく同僚や部下、他部署に協力してもらえないか考えてみる。そうすることで抱え込んでいる負担を軽減できますし、職員が休んでも別の職員が対応できるという状況を整えられます。さらにその過程でマニュアルを作成できれば、新人が入ってきたときにも役立ちます。
過剰サービスをやめる
優しさからなんでも「いいですよ」と引き受けていると、最初はいいかもしれませんが、それが積もり積もって膨大な業務にもなりかねません。過剰サービスをやめることで「あの人はやってくれたのに、何でやってくれないのか」というクレームの防止にもつながります。 「他部署ではどんな仕事をしているのかわからない」というケースも多々見受けられるので、お互いに理解が必要です。
それに伴ってやはり「意識改革」が必要になるという答えも出てきました。定時になったらきっちりと帰宅させることで、その日で仕事をどのように効率良く済ませるか、職員が「タイムマネジメント」の感覚を身につけ始めたという事例でした。
大変有意義な情報交換ができたと思います。ありがとうございました。
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
セミナー受講者の声
今回行ったセミナーの概要
テーマ | 【石垣開催】働き方改革ワークショップ -「見える化」と「言える化」- ※本セミナーは終了しました。 |
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日時 | 平成29年10月16日(月)10時00分〜12時00分 |
会場 | 大濱信泉記念館(研修室2) 沖縄県石垣市登野城2-70 [地図を見る] |
講師 | 上江田晋作 |
主催 | 有限会社 Ejissanキャリア研究所 |