社会保険労務士 江尻育弘
りゅうぎんビジネスクラブ主催の「りゅうぎんマネジメントスクール plus+」人事制度改革による人材の定着と高い競争力を実現する!「人事労務研修」を行ないました。
近年、従業員の採用と定着が大きな経営課題となる中、働きやすい会社づくりと賃金体系見直しのニーズが高まっています。
そういった不安や悩みをもった『経営者、人事担当者』向けのセミナー。20名の方が参加しました。(満席)
琉球銀行牧港支店、2階のセミナールームで人事労務研修セミナーを開催しました。
人事労務研修セミナーを受講すると
・同一労働同一賃金時代の賃金体系について必要な視点と効果的な方法を学びます。
・承認研修でカードを使いながらゲーム感覚で楽しく「承認力」を身につけることができます。セミナーで学んだ「承認」を職場で実践すると、社員が「努力すれば報われる」という期待感が高まります。その結果、社員が自発的に努力し、成長するようになりモチベーションがアップ。優秀な人材の定着につながります。
・評価者による評価のバラツキがなくなります。その結果、上司の評価に対する不満が減って、社員がイキイキと働くようになります。
・人事評価者訓練を学ぶと部下の育成のポイントを見失うことなく、社員の成長に結びつく行動を引き出すことができるようになります。だから、「人材育成」が楽にシンプルになり、評価者の悩みや負担が減ります。
・「フルでは無理だが短時間であれば働ける」「育児・介護によって休まざるを得ない」「定年後の働き方が心配な社員」といった悩みや要望を持っている社員が、働き続けることができる仕組み、制度をつくることができます。だから、社員が安心して働け、離職者が減り、定着します。
今回、20名の方が人事労務研修セミナーに参加。3日目「人事賃金制度」受講中の様子=2019年2月7日(木)、琉球銀行牧港支店セミナールーム
セミナーのポイント
全3回講座で各2時間30分セミナー。以下の内容と日程で行ないました。 このセミナーのポイントを要約して紹介します。
[第1回] 1月24日(木) 承認研修
承認というのは、事実を観察して相手を認めるということです。今回は承認をテーマに、主にポジティブフィードバックをやりました。カードを使いながら、ロールプレイングやグループディスカッションを行いましたので、参加者それぞれが自分のコミュニケーションの傾向性を体感できたと思います。
[第2回] 1月29日(火) 人事評価者訓練
人事評価の課題として第一に挙げられるのが、評価者の視点の統一です。上司によって評価がバラバラだと部下が困ります。また、育成のポイントを見失うことにもなります。
[第3回] 2月7日(木) 人事賃金制度
社員の貢献度に応じて賃金を支払いたいというご要望は根強く、社員の採用と定着促進として賃金制度の整備を挙げる会社が増えています。
要約すると、このような内容です。
この機会に、人事評価、賃金制度を見直して
「若手が育つ前に辞めていく、人手不足に歯止めが止まらない・・」
「上司の評価に不満の声が・・、しかも優秀な社員が辞めそうで・・」
と悩んでいる経営者、人事担当者の方には、役立つセミナーだったと思います。
最後に、今回のセミナーを主催・運営した琉球銀行の皆様、興味を持ってセミナーに参加して頂いた受講者の方々、ありがとうございました。
「りゅうぎんマネジメントスクール plus+」セミナーセミナー受講者の声
[第1回] 1月24日(木) 承認研修 受講者の声
・承認されるとうれしい、やる気が出るという事を多くの上司が理解して出来れば、社内のやる気度がとても増えると思いました。
・あまり意識して行ってなかったので『承認』を意識して仕事に取り組みたい。
・特に女性との関係性、指導について悩んでおります。ご指導をお願いします。
[第2回] 1月29日(火) 人事評価者訓練 受講者の声
・評価トレーニングが全体的に必要だと感じた。導入可能に至るまでのトレーニングの回数、目安や費用を教えて頂きたい。
・評価制度を作る事が目的でしたが、その前に基準や評価者のトレーニングという事が先にあると感じました。
・人事評価研修用シートは、とても良かった。
[第3回] 2月7日(木) 人事賃金制度 受講者の声
・事例はとても参考になった。もっと掘り下げてワークショップ・セミナーがあれば案内して欲しい。
・手当について、色々な考え方があり、興味深い内容でした。
・等級別基本給の上限下限の設定が難しいと思った。
りゅうぎんマネジメントスクール plus+ 担当者の声
2時間半の講座を3回シリーズで、初回は、より公平・正確な人事評価をするために重要な“承認力”について、次に、人事評価の具体的な手法について、最後に賃金制度の見直しについてと、一連の流れで学ぶことができました。
今回、明確な評価制度のない企業もいらっしゃったので、人事評価の目的や人事評価する側の訓練の重要性など大変勉強になったとの声を多くいただきました。
また、ただ聴くだけの講義ではなく、江尻先生から受講者に問いかけたり、グループディスカッションやロールプレイングを通して発表させたりと、双方向型の講義だったので受講者の満足度も高く良かったです。
株式会社琉球銀行「人事評価制度」の研修実績と書籍の紹介
「人事評価制度」研修の実績(五十音順)
沖縄県社会保険労務士会 様
名護パイン園グループ 様
日本トランスオーシャン航空株式会社 様
社会保険労務士 江尻育弘「人事賃金制度」についての著書
江尻の「人事賃金制度」についての執筆実績を見る
https://www.e-jimusho.jp/rating-training.html
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